あなたは純白派? それともマーキング派? 

雑種だなんて呼ばないで !!

皆さん御存知のようにピレニーズには、毛の色が全部白い純白と、一部分に茶とかグレーの班の入ったマーキングとよばれる二種類の毛色が あります。どちらがよいとか、どちらが正しいとかいう事は一切なく、ドッグショー等で評価するにあたっては、どちらかを優先させたり、好まれる べきではない、とスタンダード(犬種標準書)にも明記されています。

先日、ピレニーズの本場アメリカにピレニーズの最大のドッグショー"99年ナショナルを観に行ってきましたが、出陳されていた犬の約9割が マーキングでした。日本でも最近は約半数がマーキングになってきました。全米ドップブリーダーチップンチップ犬舎のジュディ・クーパーさんのお話だと、 自分の犬舎に残すメス犬は原則的にマーキングだそうです。

<スタンダード抜粋>
マーキングのある犬はしっかりした繁殖をするために必要不可欠である。なぜなら、この犬種の良い色素を保つ ためにはマーキングが有利とされているからである。純白同士の交配を何代も続けるという事は、色素を失う結果となってしまう。

しかし、残念なことに、売りやすいというだけの理由で、ただ白いだけのピレニーズを繁殖してしまっているのが実情です。私共、自称まじめな ブリーダーは、ピレニーズファンシャーの皆さんに、マーキングの魅力をどんどんアピールしていきたいと考えています。さて、もう少しスタンダードを 読み進めていきたいと思います。・・・

一般的に一腹の子犬では、純白とマーキングの両方の毛色の子犬を見られる。まだ若い子犬のマーキングの多くは、 濃茶または黒でそれは頭部・耳・体もしくは尾にあらわれる。これらのマーキングは普通子犬が8〜10週目のころから少しづつ薄くなりはじめ、グレー又は 茶になる。1年目になると多くの マーキングは見られなくなり、耳にのみ残るというケースがほとんどである。しかし、中にはマーキングが濃く、濃い色のまま成犬になる場合 もある。

・・・そうなんです。マーキング子犬の色は、しだいに薄くなり、ほとんど白に見えるくらいになるのです。マーキングを持たれているオーナーの皆さん!! 皆さんの可愛いピレちゃんは、こういうしっかりとした裏付けの元に繁殖したピレちゃん達なのです。「可愛そうに、雑種になったのネ」なんて、もう 言われたくないですよネ。

(写真 右上-98.4.21 2ヶ月時   左-99.11.7 1歳8ヶ月時)